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診断書作成を断られた場合

診察

うつ病で診断書を作成してもらえないこともある

障害年金を申請するためには、自身がうつ病であることを証明する診断書が必要になります。この診断書は、医師に作成を依頼します。うつ病などの心の病気ですと身体的傷病と違い、すぐに病気だと判断するのは難しいです。医師によっては、障害年金を申請しなくても問題ないと判断されて、診断書を作成してもらえないこともあります。うつ病で申請を希望する方の中には医師に診断書作成の依頼をしたけど、書いてもらえなかったという相談も多いようです。医師が診断書を作成してくれない理由は、障害年金を受給をしなくても問題ないと判断しているからです。障害年金の認定で対象外にされているのが、神経症です。抑うつ神経症(気分変調症)は、神経症に分類されるから障害年金の申請を認められないと誤解している医師も中にはいます。病名に神経症と入っていますが、WHOで定められたICD-10コードを確認すると抑うつ神経症はF30番台の気分(感情)障害のグループに入ります。F40番が神経症のグループになるので、抑うつ神経症は障害年金の対象になります。なので、診断書の発行は可能ですし申請もできます。うつ病が障害年金の認定の対象になることを知っていても、障害年金に対して良いイメージを持っていない医師もいます。障害年金を利用すると患者がそれに安心して、病気が治りにくくなる恐れがあると思っているからです。中には「診断書を記入してもらったのに審査が通らなかった」と患者からクレームがきたら困るという理由で診断書を書いてくれないこともあるようです。では、うつ病で診断書を作成して貰えない場合はどんな対応をしたら、良いのでしょうか?もし、診断書を作成して貰えない場合は、年金事務所など障害年金申請に関する相談を承ってくれる機関に相談をしましょう。職員が依頼者と一緒に医師の元を訪ね、根気よく診断書作成の依頼をしてくれます。依頼者の生活状況や障害年金の受給が必要な理由などを医師にしっかり説明もしてくれますので、安心して下さい。医師法第19条2項では患者から診断書の記載依頼があったら、医師は作成しないといけない義務があるのですが、法律ではこう書いてあるから作成をお願いしますと伝えるのは少し危険です。なぜなら、それを指摘して診断書を書いてもらっても、医師によっては内容が不十分な診断書を記載されてしまうことがあるからです。根気よくお願いしたけど、それでも医師が診断書を作成してくれない場合は、病院を変えた方がいいでしょう。別の病院に変えてしまうと、新しい主治医が依頼者の病気の状態をしっかり理解してからではないと診断書を作成してくれないので、診断書ができるまで少し時間はかかるデメリットはあります。しかし、診断書を書いてくれない医師に長期間かけて依頼するよりは、診断書をすぐに書いて貰える可能性は高いです。時間はかかっても、新しい主治医に診断書の作成を依頼したことで、すぐに診断書を受け取ることができ、審査が通りやすくなることもありますよ。法律では、医師には診断書を作成する義務はあるのですが、作成を頑なに拒む医師に無理矢理作成依頼をすると関係が悪化する恐れがあります。医師との関係が悪化してしまうと十分な治療を受けることが難しくなるので、主治医が診断書作成に応じてくれなかった場合は、1人で悩まずに年金事務所に相談をすることをおすすめします。